こんにちは、Noahです。
ある程度絵を描くようになると、混色をすることで様々な色合いや濃淡を出す方法を覚えますが、小さいお子さんの場合はその作業は難しく、できる絵のクオリティは持っている色鉛筆の色数に左右されてしまうなんてこともあります。
子供は筆圧が強い子が多いので、使う色の順番を間違えると濃い色で埋め尽くされて薄い色の入り込む余地がなかったりします。
我が家の息子も絵を描くのが大好きなのですが、自分が思っていた色と所持している色鉛筆の色が合わないと「上手くいかない」と凹んでしまうこともあったので、色数が多い色鉛筆のセットを与えてみることにしました。
本記事では、172色の色鉛筆セットの使用レビューをまとめたいと思います。
Shuttle Artの油性色鉛筆172色セット使用レビュー
今回息子にプレゼントすることになったのは、この「Shuttle Art」の油性色鉛筆セットです。
メタリックカラーも10色付いていて、かなりの種類の色で子供はすごく喜んでいました。
価格帯も172色にしては物凄く安価で、実際にどのくらいのクオリティの色鉛筆なのかが気になるところですが、とにかく「低コストでできるだけ色数をそろえたい場合」には選択肢に入ってくる商品だと思います。
Shuttle Artってどこの国の会社・メーカーなの?【生産国】
実はこのShuttle Artはネット上で会社の所在地などを調べてもなかなか出てこないんですが、公式のInstagramアカウントに飛ぶと「中国語」表記に切り替わるので、おそらく中国なのでしょう。
実際にが届いてからケースの裏面を見ると、
Address : Tonglu, Hangzhou, Zhejiang, Prov,CN
と記載がありました。

Tongluは「桐庐县」と書くようで、中国東部の町の名前でした。
人によっては製造販売元の国がどこなのかは気にしなくてもいいかもしれませんが、自分が画材として使う場合は良く見る部分なので念のため確認。
Shuttle Artの172色油性色鉛筆を使った感想

良かった点
・安価で色数豊富
・珍しいメタリックカラーも
・カラーチャートが付いていた
この色数でこの価格は驚くほど安価です。
お子さんへのプレゼントなのであればメタリックカラーが入っているのはとても喜ばれると思います。
いまいちな点
・不足している色があった
・色の種類によっては引っかかりなど書きにくいものがあった
・芯をとがらせる際に折れやすいものがあった
実際に子供が使っているのを見ていて、本人は喜んで使っていましたが、私が実際の作品制作にこの画材を選ぶかといえば「NO」です。
品質自体には大きな問題はないと思いますが、芯をとがらせにくいものがあったので細密表現を主に行う私の場合は支障をきたします。
あと、色が2本欠品?していてどうしても見つからず、カラーチャートで全色ぬったたのに塗れなかった色が2つありました。これはAmazonのレビューなどでも散見される意見なので、ちょっと検品に問題があるようです。
まとめ

shuttle artの172色油性色鉛筆の紹介レビューは以上です。
芯が脆いことや、必要な色数がそろっていなかったことが残念でしたが、子供は喜んで使っていることと安価であることが救いとなりました。
先端をすごく細く削る必要がある絵を描くクリエイターの方には向かないかもしれませんが、お子さんのお絵かき道具として色数が多いものをプレゼントしたい場合にはお勧めできると思います。
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