【初めての方へ】エカキノートの使い方

エカキノート

はじめまして、Noah(ノア)です

私のブログ「Noah’s ART Gallery」に訪問いただきましてありがとうございます。当ブログを初めて訪れていただいた方に、「エカキノート」の使い方的な事をご紹介していきます。

自己紹介

まず初めに簡単な自己紹介をいたします。

当サイトのTOPページには、すでに私のアーティストとしての略歴や画材、表現手法について紹介したプロフィールページがありますが、こちらの「エカキノート」のページでは「絵描きとして食べていく方法」などのノウハウがメインになるため、私の考え方などを知っておいてもらった方が記事を読みやすいと思います。

私はフリーランスのアーティスト(動植物線画家)です。昔から絵を描くのは好きでしたが、美大やアートスクールに通った経験はなく、現在まで独学で絵のお仕事をしています。

最初は友人に絵を描いてあげたら喜んでくれたのが嬉しくて描きはじめましたが、絵を仕事にできるようになるまで様々な紆余曲折がありました。やみくもにポートフォリオを送ったり、自分の作品をWEBやSNSで公開するだけでは仕事がもらえないことに気づくまで長い時間がかかってしまったのです。

現在では、自分に合った収入の得方・絵描きとしての生き方を見つけることができました。主に、WEBやSNSで様々な工夫を凝らしてセルフプロデュースを行っており、仕事の依頼は日本のみならず海外からも受けています。

現在の絵の仕事との関わり方が見つかってからは、少しずつ絵の仕事の方にシフトすることが出来るようになってきて、ようやく独立することが出来ました。

最初は全くうまくいかなかった

独学で仕事をいただけるようになるまでには、苦労の連続でした。

自分ならやれると根拠のない自信を抱えてフリーランスとしてスタートした当初は、友人経由で入るオーダーが月に1回あるかないか。WEBやSNS経由で入るオーダーも、3か月に1度程度で、ほとんど引きこもりの状態でした。

「絵は描かなきゃうまくならない」

そう思って「引きこもって絵を描いている時間は自分にとって必要な時間」と割り切って、貯金を切り崩しながら絵を描き続けていましたが、絵を描いては時間が過ぎるだけのつらい日々が続きました。そして、ついに貯金は底をつきはじめました。

絵に関係する会社に就職して、仕事をしながら絵のスキルを上げようと思い立って面接に行くも、コンペの受賞経験も美大やアートスクール卒業の経歴もなく、独学でやってきた自分を雇ってくれる会社はありませんでした。

仕方なくアートとは無関係の会社で働きはじめ、仕事が終わった深夜や休日に絵を描くようになりましたが、

  • もっと絵を描く時間が欲しい
  • このままでは絵で食べていくという夢が叶わず年を取ってしまう
  • でも今の会社を辞めても、絵だけで食べていく自信がない
  • コンペに出したいけど参加条件に「美大卒・美大卒予定」とあって参加すらできないのが多い
  • ポートフォリオサイトの作品やSNSを更新しても、フォロワーも増えないし仕事も来ない

そんな悩みばかりでした。

この時、27歳

やばいですよね?
なんのスキルも経験もなくこの年まで宙ぶらりんな年月を過ごしていたのですから。

今思い返してみても、絵を続けていくべきか最も悩んだ時期でした。

エカキノートでは何ができるのか

当サイトは2017年11月にリニューアルいたしましたが、その一番の目的は「このエカキノートを作ること」でした。

ここでは、私が独学で絵描きとして仕事をもらえるようになるまでに試行錯誤した事や、収入を得るためにやって良かったこと、今後も絵描きとして仕事を得るためにやろうと考えていることなど、様々なノウハウを伝えるための情報サイトです。

当サイトのトップページでは私の制作活動に関わるブログも公開していますが、そちらは私の作品に興味を持ってくれるクライアント様や企業様用で、私がこのエカキノートで伝えたいのは私と同じように絵を描いている「あなた」なのです。

  • 「絵の仕事が欲しいけどどうしたらいいかわからない」
  • 「独学なんだけど絵描きとしてやっていくことは可能なのだろうか」
  • 「自分の絵を買ってもらうにはどうしたらいいのか」
  • 「仕事が忙しくて絵を描く時間が取れず、ズルズルと時間だけが経っていく」
  • 「副業や兼業でもいいから絵で収入を得られるようにしたい」
  • 「もっと自分の絵を見てくれるファンを増やしたい」

など、かつての私がそうであったように、絵を描いている人の悩みは尽きませんよね。

私はこのエカキノートを通じて、少しでもそのような悩みが解決することが出来れば、絵を楽しんで描く人が増え、なりたい自分になれる人も増えるのではないかと考えています。

ここで書く内容は全て、「27歳当時の私に伝えてあげたい情報」です。

このエカキノートは、そんな当時の私のような「絵で悩む人の解決策が見つかるサイト」にしたいと思っています。

なぜ絵を描いている人の悩みを解決したいのか

私は絵を描きはじめた当初から「なんで日本はこんなにアーティストが生きにくいんだろう」と思っていました。そして今でもずーっと思っています。

自分の好きな「絵」を仕事にしようと決意し周囲に打ち明けても、

  • 「絵描きなんて食べていけない、無謀だ」
  • 「美大も出てないのに絵描きなんかなれない」

などと言う声がほとんどでした。

ただ、その声の多くがまったくの正論で、効く耳を持たずに無謀にもフリーランスになった私は痛い目を見るハメになるのですが、私は「アーティスト=才能がある人だけがなれる職業」ではなく、自分のように「独学で絵の描きはじめも遅い人間でも絵を仕事にできる」という事を何とか証明したいと考えるようになりました。

好きな事を仕事にする、絵の才能はないかもしれないけど、少しでも自分のやりたいことを形にしたい、そう考えている人は多いと思います。

そんな人たちの悩みを解決することが出来れば、アーティストになりたいと願う事は決して無謀な事ではなく、やりたいことをやりたいと言ってもバカにされないようになるのではないかと考えたのです。

「好きな絵を仕事にしたい」と考える人の願いが、少しでも実現に近づく助けができれば私の願いも少しずつ叶っていくことにつながるのです。

絵描きこそマーケティングを学ぼう

このエカキノートでお伝えする私の仕事を得るための方法論の主たるものは「マーケティング」です。

私は独立する前の約5年弱はマーケティング会社のサラリーマンをしていました。業界は全く違うのですが、ここでの経験が自分にとって大きなヒントとなりました。

アートとマーケティングのつながりは、「商業主義へ堕落してしまう」とか「アートに対する侮辱だ」とか言われたりするほど議論が多い問題です。特に「アート」に対してのプライドや崇高たる理念を持っている人にとっては、マーケティングを組み合わせることは邪道で許されないことと考えている人も多いのです。

しかし、私はそんなことはどうでもいいと思っています。

私が一番大事だと考えているのは「絵を仕事にしたいと考えている人が、実際に仕事にできるかどうか」なので、マーケティングであろうと何であろうと使える物は使いますし、一部の人しか楽しめない様なアートなんて面白くもなんともないと思っています。

絵で仕事を得るためには「アートの市場」を理解する必要がありますし、そこに売り込む方法を知る必要があります。

ただやみくもに絵を描き続けていても発見される一部の天才と、私のような凡人が同じ方法を取っても仕事なんてもらえるわけはないですし、絵で食べていくなんて不可能なのですから、それ相応の方法と手段を使うのは当然のことです。

その手段の一つが「マーケティングの知識」であり、私たちのような絵描きには必要なものだと考えています。

もしもご自身が才能の塊で、放っておいても周りが見つけてくれる自信がある方はエカキノートの記事は不要でしょう。

しかし、もし少しでも自分が長く絵描きを続けられるように様々な手を尽くしたいと考えている方は、このままお読みいただければと思います。

楽な道ではないからこそ協力し合っていきたい

私がここで情報を公開するのは、皆さんの先生になりたいからではありません。

私以上に絵が上手な方やコンペの受賞経験が多数ある方はたくさんいらっしゃると思います。それでも絵で食べていくというのは楽な事ではないのは皆さんご存知の通りです。

どんなに才能のある人でも、その才能を見せ続けるだけの経済力環境に恵まれなければ筆を置くしかありません。

絵が上手であることは絵描きとして食べていくための必要条件ですが、必須条件ではありません。

絵が上手いからと言って、ずっと絵描きでいられるかどうかは別なのです。

実際、他の誰よりも私が皆さんのサポートを欲していますし、情報を欲しています。私が自分の培ってきたノウハウを伝えることによって、より良い方法を知っている方がもっといい方法を教えてくれたり、お互いがつながっていくことで、絵で食べていくことに悩んでいる人皆が今よりもゴールに近づくことが出来るようにしたいと思っています。

極端な事を言うと、絵がうまくなる近道なんてないですし、明日すぐに仕事がもらえる魔法のようなテクニックもありません。

少しずつでも現状を改善して、パートやアルバイトをする時間を減らして、絵を描く時間を捻出できるようになれば素晴らしい変化ですよね?

私は、絵を描き続けていて突如漠然とした不安に襲われることがあるのですが、同じ目的で頑張る人たちが周りにいれば耐えられる気がします。かつての私と同じような悩みを抱える、絵を描くことが好きな人たちが、ポジティブな気持ちで絵を描き続けられるような、そんなサイトを目指しています。

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