水彩で描くチランジア(エアープランツ)|ブロメリアの植物画・ボタニカルアート

チランジア

こんにちは、Noah’s ARTです!

最近では100均やホームセンターで見かけることも多くなったエアープランツは、別名「チランジア」というブロメリア科の植物なんですが、園芸をやっているとブロメリア科の植物はコアなファンが多くてとても奥が深いんです。

絵のモチーフとしてもとても魅力的なので、私も自分で育てているチランジアを含め10種類くらいはこれまでに描いてきました。

本記事では、そんなチランジアについてと水彩で描いたチランジアの絵についてご紹介します。

ブロメリア専門のボタニカルアーティストは少ない!?

 

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日本では愛好家も多いブロメリア科の植物ですが、上の絵のモデルになるチランジアの写真を提供してくれた専門家さんに聞くと、海外ではブロメリアはそこまで人気が無いマイナーな園芸カテゴリーになってることが多いらしいです。

そのせいか、チランジアを含むブロメリアをメインに描く植物画家さんをほとんど見かけません。

すごく魅力的な植物が多いんですけどね!

それならば私がどんどん描いてやろうと、張り切って描いてみました。

水彩で描くブロメリア/チランジアのボタニカルアート

 

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私が最初に描いたチランジアは「Xerographica」という代表種。

メキシコやグアテマラなどの中央アメリカに自生している品種で、チランジアの中では大型。サイズもロゼット状に出る葉の形もカッコ良くて人気があるんですね。

チランジアには「トリコーム」と呼ばれる微毛のようなものが葉の表面に生えていて、このトリコームは植物体を日光からの保護したり保水の機能を兼ね備えていて、銀色に光ってとても美しく、チランジアを鑑賞する時のポイントのひとつ。

絵に描くときにこのトリコームの表現が難しく、同じような緑色の中にグラデーションのように白く光るトリコームの質感を出すのが難しかったですね。

葉にうねりがあるものは特に葉の厚み、グラデーション、陰影の表現の難易度が高い。

描き始めは結構苦戦しました。

 

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色の試し描きの回数が結構多いですよね。色作りが下手くそすぎて何度もパレット洗っては色を作り直してました。

水彩で描いたチランジアの絵をまとめてみた

 

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ポスターのようになりましたが、絵のモデルを提供くださった方はとても満足してくださいました。

こうやって絵のモチーフを貸していただいたり、それをもとに描いた絵を見ていただいて喜んでもらえたり。こういうのは園芸をやっていて、そして絵を描いていてよかったなーと思う瞬間です。

チランジアのデザイングッズを作ってみた

 

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完成したチランジアの絵は、まとめてテキスタイルパターンとして作ったので、いくつか海外のドロップシッピングサイト「Society6」にて商品化してみました。

Noah’s ARTのSociety6 Shop

購入に関しては基本英語での購入になりますが、もし興味があるけど購入方法に自信がない方は、InstagramのSMやコメントでご質問くださいませ♪

まとめ

本記事ではチランジア(ブロメリア科)の植物の水彩画をご紹介しました。

実はこの絵はいつもお世話になっているアパレルブランドさんに商品化のご提案をして、無事商品化していただけることが決まったので、販売が開始されましたら購入できるようにSNS等で発信いたします。

もう少々お待ちくださいませ♪

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