水彩絵具を使った金魚・出目金のイラストの描き方

出目金

こんにちは、Noah’s ARTです。

水彩画で生き物か植物をモチーフに描いておりますが、その中でも「魚」は個人的にとても描きやすいと思っています。

その理由としては、水彩画で「初心者がやりがちな水彩の小さなミス」が魚モチーフの時は鱗の質感などに活かしやすく、悪く言えば「失敗を隠しやすい」こと。

魚特有の質感を表現するように描けば、かなりそれっぽく見えます。

本記事では「水彩で魚(出目金)を描く工程」をお見せしつつ、ポイントや使っている画材などをご紹介していきたいと思います。

水彩画で金魚・出目金のイラストを描く方法

 

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今回は私が描いた出目金のモチーフをもとにポイントをご紹介しますが、あくまで初心者向けに解説するのでご了承ください。

画材の紹介

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私がこの絵で使った絵の具は「ホルベイン透明水彩」、水彩紙は「Archesのホットプレス」、筆は「ゴールデンタクロンのラウンドとライナー」です。

上のリンクではボタニカルの水彩セットをご紹介してますが、今回の出目金を描くうえで結構使った「インジゴ」が含まれていません。私はインジゴとセピアとシャドーグリーンは濃い部分を描くのによく使っていますが、別途購入しています。

筆は海外からゴールデンタクロンの筆を輸入して使っています。日本でも楽天で取り扱いがある店舗があるようですが、種類がさほど多くありません。

Trekellという会社から購入していますが、

・ゴールデンタクロン 2000 ラウンド
・ゴールデンタクロン 2080 ライナー

の2本を今回はメインで使いました。

制作工程

1.下書きを描いてウォッシュを塗る

金魚 ウォッシュ

初めにウォッシュですが、私はプルシャンブル―を薄めて本来は黒っぽく見える出目金のボディ部分に塗りました。

水彩画 金魚
残りのヒレなどの黄色味を感じる部分は、バーミリオンヒューとパーマネントイエローディープを混ぜたものを薄めて使っています。この青と黄色のウォッシュで下塗りは完了です。

2.下塗りの後は最も濃い色の部分から描き始める

水彩画 金魚
ウォッシュの後は濃淡の振れ幅をしっかりと認識できるように、最も濃い目玉付近から描き始めます。これは全体的に黒っぽい出目金だからと言えるのですが、通常の金魚でも目玉が最も暗いと思うので、ウォッシュとの色の濃淡の差が分かりやすくなるように一番濃い部分を塗るようにします。

順序としては、

①:ウォッシュで最も薄い色を最初に塗る
②:ウォッシュの次は最も暗く濃い色を塗る
③:①と②の中間の濃さの色を塗りながら、完成に近づけていく

という流れです。

水彩画 金魚

顔の付近は、青や紫が入り混じった色だったので、ウェットオンウェットの技法で最初に水を塗ってから濃い目の色をにじませるようにしておいていきました。

3.鱗の質感を作りながら濃い部分を塗っていく

水彩画 金魚

魚のウロコの質感を表現するのは複雑と感じるかもしれませんが、それなりに描いてもそれっぽく見えるので実は簡単です。

ただ色を置く順序は「濃い色が最初 → 最後に薄い色」とするのがポイント。

上の画像のように、そのモチーフによって濃い青紫や濃い紺色のように見える場所から、赤紫っぽい場所まで様々ですが、少し濃いめの絵の具にして質感を出すように筆のタッチを残します。

すこし白っぽくウォッシュの下地を見えるようにしているのは、最後に絵の具が乾いてから筆のタッチを消さないように薄く伸ばした絵の具でざーーっと塗るためです。

こうするとムラなく鱗の質感を残しながら金魚の肌を塗ることができます。

4.ヒレなどの細い線はライナーを使って描く

水彩画 金魚

最後にヒレの細い線などを描き込みます。

ここでのポイントは、線の太さが変わっては困る部分にはライナーと呼ばれる筆を使う事。適した道具を使う事で、失敗せず均一な細い線を引くことができます。

前述していますが私が使っているのは、ゴールデンタクロンのライナーです。

上の商品リンクのものはトール筆なのでやや長めのものですが、私が使ってるのはGOLDEN TAKLON 2080 LINER(0サイズ)という柄が短めのもので、Amazonや楽天では見つけられませんでした。

上手い人は一つの筆で色んな表現を出したりもしますが、私が学んだこととしては水彩画は道具を適材適所で使い分けると一気に上達するということ。

細い線を引くときにライナー筆を使うと失敗が減るのでかなりおすすめ。

別にメーカーは私と同じものでなくてもいいので、是非自分に合ったライナー筆を見つけてみてください。

まとめ

 

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