去年末よりずっと待っていた本が中国から届きました。
Behance経由で、作品提供の依頼を受けたのが去年の11月。
CYPI PRESSという中国とイギリスを拠点にしている出版社のエディターさんより、2014年に出版した「Magic of Lines」の続編を製作するに当たり、「線画」を表現手法とするアーティストで、特に描き込みの細かい人を探していたとのことで、自分の作品にも興味を持ってもらいました。
内容としては、英語でのインタビューと自分の作品5枚の掲載です。

英語には不安はなかったものの、本に載せてもらい後に残ることを考えて会社の英会話講師とその同僚のEnglish Interviewが得意な方に内容をチェックしてもらって提出。
おかげで恥ずかしくない文章になっていると思います。
最終的には、自分の作品からは「Floral Peacock」と「晩夏蝙蝠 Botanical wave × Bat」の2作品のみの掲載で4ページにわたり本に載せてもらうことになりました。(晩夏蝙蝠はサイズが大きいので、2ページにわたり見開きで掲載)
本が届いて何より驚いたのは、自分の絵が本の裏表紙に使われていたことです。
世界中から25人の線画に特化したアーティストの作品が掲載されている本で、まさかその裏表紙に自分の絵が使われるとは思いもよらず、ただただ驚きました。
(これで本の中身を見ずとも、自分の絵を見てもらうことが可能に、、責任重大な気が)

掲載されているアーティストの方々は、自分もBehanceでフォローしている人が多く、WEB上で見たことのない絵も多くてかなり見ごたえのある本になっていますし、普段から細かい細かいと言われている自分の絵がかなり大雑把に見えてしまうほど、描き込みの繊細で尚且つ大作が多いです。
世界は広い、でも、その中に自分もいるんだ
そう思うと、「線画」という、一つのジャンルではありますが、その中で自分も25人の中に入って並列で見てもらえるというのは、何とも言えない嬉しさがあります。
始めて掲載された書籍が海外の出版社というのも、なにか自分らしさがあり感慨深いです。
どちらかというと専門書寄りのアートコンピレーションブックなので、一般の方が購入するような本ではありませんが(結構高価だし)、興味がある方は是非出版社のホームページより商品を見てみてください。
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