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過去作品が与えるプレッシャー★特別な空間”SWAG” in 池袋

先日、散髪をしに昨年秋にウォールドローイングをした池袋の”SWAG”さんに行ってきました。

春先にも訪れた以来3カ月ぶり。

当たり前ながら、入り口を入ると迎えてくれる自分の描いた絵があります。
IMG_8589IMG_8590前回来た時にも思ったことだけど、

「よく描いたなこの絵、、」

ってのが正直な感想です。

依頼を受けて、いろいろ考えて悩んで準備して、、

初めてのウォールドローイングという事で大きなチャレンジだったけど、何とかやりきったこと。

3週間ほど通い詰めて、オーナーのisseiさんに終電まで付き合ってもらいながら最後までやりきったことは、すごく楽しい時間でもありました。

その時の、悩んだ時間、寝ずに描いてた時間の感覚は過ぎ去って、少し忘れてきたのか、今は絵だけが残っている感じがします。

「この絵を超えることはできるんだろうか?」

来るたびにそんな感覚に襲われます。。

プレッシャーの所在 超えられないと思う感覚はどこから来るのか!?

当時付き合っていて、今は自分の奥さんとなった人には助手としてずーっと手伝ってもらい、だからこそできた絵でもあります。

あれから8か月。。

自分は果たして成長しているんだろうか、、
そして今の自分が8か月前に戻ったとして、この絵以上のものを描けるのだろうか。。

多分、できないでしょう。

それは、自分の絵が下手になっているとかそういう話ではなく、
その時の「感覚」というのはやはり特別なもので、
その仕事に取り掛かってる時の全てが合わさって作品が出来上がってると思います。

きっと同じものを作ろうとしてはダメなんだと思います。

今の自分の感覚は、8か月前とは全然違いますし、その間出来てきたこのお店やスタッフさんとの関係や、オーナーのisseiさんとの関係も大きく変化してきています。

過去の自分の作品は、時に自分にプレッシャーを与えます。

特にこのSWAGに描いた絵のような、濃密な時間を過ごし、その中で生まれた絵は、その空気感から解放された瞬間、何か独り立ちしたような気がしてなりません。

絵の技術は8か月前よりは多少はうまくなっている自信はありますが、そんな急な変化は中々ありません。
ただ、一番大事な「表現をしている瞬間の感覚」や「モチベーション」「プレッシャーのかかり具合」というのは特別な感覚です。

特に、ライブペイントやお客さんのいるご依頼先で描く絵は、自分以外の空気にコントロールされる場所なので、より一層感覚が研ぎ澄まされます。

ただ、先に進むうえでこれだけ濃密な時間を過ごして作品制作に取り組んだことを思い出させてくれるこの美容室は、自分にとってスイッチを入れ替える事の出来る素敵な場所となりました。

髪を切ってもらい、さっぱりしてまた先に進んでいけそうな気がします。