デザイナーとアーティストの違いとは?

「アーティスト」と「デザイナー」の違いってなんだろう。。

絵を描けば描くほどうまくはなるけど、自分の欲しがっている感性の成長はあまりしていない気がします。
絵の細かさや線の複雑さは増すけど、何かこうもう少し別の次元の表現力が欲しいな、と最近常々思います。

どこかの誰かが「デザイナーは”答え”を表現し、アーティストは”問いかけ”を表現する」

みたいなことを言っていて、うまいことを言うもんだなと思いました。

確かに、「デザイン」は、わかりやすくしたり、使いやすくするなどして物の価値を高め、多くの人に広く受けれられやすいように考えられていることが多く、

「アート」は、「なんだこれ?」と思わされるような、難解だったり、理解不能な物も多いですが、その分、何か新しいものを見せられているような新鮮さや、今までにないような価値観などに触れさせてもらえる事が多い気がします。

さて、

自分はどっちなんだろう?

答え」を提案したいのか、「問いかけ」をしたいのか?

自分は何か答えを提示できるほどのデザインの知識や経験はあまりないですし、世間へ問いかけが出来るほどのアーティストとしての奇抜な世界観などもありません。

もしかしたら、「職人」的なこだわりと継続する根性はちょっとはあるかもしれません。

ただ、やはり世界観が不思議で”難解”っていうのは、ある種のあこがれがあります。人に何かを考えさせるような、普通はあまり思いつかないようなことが思いつき、それを形にできる「アーティスト」はやっぱりすごい、そう思います。

自分が好きな、椎名林檎の「正しい街」という曲は、ほんとに20歳そこらで書いたとは思えない世界観で、ほんとアーティストだなと思います。

こう、どうしたらそういう事(表現)が思いつくのか? そしてなんでそれをやろうと思ったのか?
アーティストと呼ばれる人は世の中にたくさんいますが、自分が特に刺激を受けるのは技術的な素晴らしさよりも、その独特な「世界観」と「それを表現しようと思い立った感性」がある人です。

特に後者の「それを表現しようと思い立った感性」は本当に不思議です。

自分の中から出てくるものは、自分にとっては普通なことだったりします。実際はみんな人それぞれで、自分にとっては普通と思っていることが人によっては新しいことだった、というのは良くありますが、自分のことなので普通はなかなかそれ(自分の感性の特殊性)に気が付けません。

誰かに指摘されて気付いたのならまだしも、「自分の感性は他の人とは違って特別だ」なんてことはおこがまし過ぎてなかなか自ら考えられるものではないですが、表現者はそう思い込める強さと自信過剰さがある人ばかりなのでしょうか?

周囲との比較は、時に自分の作品の制作を継続する障害にもなります。

色々考えてみると、何か周りに「問いかける」事が出来る人たちは、そもそも自分が特別かどうかなんて最初から比較などせず、自分が良いと思うものを素直に表現し続けているような気がします。

自分も、奇抜な発想ができる人や独特な世界観を持つ人に憧れを抱きますが、自分がいいと思ったものを信じて創作活動に励もう。

そんなことを考えた、ランチタイムでした。