ボタニカルゼンタングルの描き方

本日は、ボタニカルゼンタングル(botanical doodle / zentangle)の描き方動画のご紹介と、動画内で使ってるテクニックやパターンの簡単なご説明を致します。

まず、僕Noah’s ARTのゼンタングル/ライブペイント動画も徐々に増えてきて、現在約40個ほどYouTubeにUPされています。(すべての動画は、当Web site内の“Movie”ページにございます)

Noah’s ARTのYouTubeチャンネルも、現在10万回以上再生され、チャンネル登録者数も毎日増えております。ご覧くださってる皆様ありがとうございます。

というわけで、最新の動画から、いくつかテクニックやパターンをご紹介いたします。

動画の詳細説明はこの先へ

ゼンタングルの画材/所要時間

<画材(Materials)>

■紙(paper)
・サイズ:B5、普通の安いコピー用紙)
→コピックマーカーや水彩絵の具などで色付けしたい方は、もっとしっかりした厚めの紙や水彩専門紙などをお使いください

■ペン(pen)
・ゲルインクボールペン(SARASA BLACK:0.5mm, 0.7mm)
・マーカー(PROCKEY: 黒)
・ドローイングペン(0.1mm, 0.05mm)

<所要時間>

■絵 : 約1時間半
■動画編集 : 約3時間(ほぼレンダリング)

ボタニカルゼンタングルの描き方/テクニック紹介

まず、大きな花を描く位置を大まかに目安を付けます。(今回の動画では大きな花は3つのみ。左側に2つと、右上に1つ。)簡単に下書きをする場合は、バランスに気を付けて、花を描く位置にマルであたりを付けておくとよいです。

そして、最初にアウトラインを描きます。
アウトラインは用意したペンの中で太めのものを使います。
(今回の動画では、アウトラインには0.7mmのゲルインクボールペンを使用)

花の位置が決まったら、前後関係を付けて立体感を出すようにしながら、バランスよく周囲を埋めていきます。
この動画では、紙の右上から左下にかけて、ジグザグと2本のリボンのようなものが交差しながら横切るように描いています。

(1:24 ~)
このあたりの、「うねうね」は前後関係に矛盾が出ないように、そして、出来るだけ多くの重なりを生むように、カーブを大きくしたり、先端の曲がる方向を描き分けています。
(先端の曲がる方向とは、シャープにとがっている方向が、右向きで終わるのか左向きで終わるのかを、出来るだけイレギュラーになるようにという意味です)

(4:03 ~)
この、ドローイングペンでの「影を付ける方法」は、以前ご紹介した下記の動画でそのテクニックを説明していますので、ご覧ください。
<参考動画1>

(5:20 ~)
このあたりでの、スペースを少し開けての黒塗りは、絵に奥行きを持たせる方法として良く使っています。この方法も以前下記の動画でご紹介しています。
<参考動画2>

このような感じでいつも自分は描いているのですが、コツを簡単にまとめると、

■ポイントとなる大きな花の位置はあらかじめアタリを付けておく
■アウトラインは均一の太さで、用意した篇の中で1番か2番目に太いものを使う(マーカーは除外)
■花びらの描きこみなどは細いペンを使って緻密に描くと、引いて見た時により細かく見える。
■影のつけ方(動画1)、奥行きのつけ方(動画2)を工夫することで、複雑さが生まれる
■実物の花をよく観察する

といった感じでしょうか。

最後の、「実物の花をよく観察する」というのは、今僕がもっとも自分に足りないなと感じている部分でもあります。今週末、植物園にいって新しい葉や花びらのネタをつかんでこようかなと思っています。

このボタニカルゼンタングルには、いくつかの要素が組み合わさっていると思います。
「バランス感覚」「線の正確さ」「パターンの豊富さ」「立体感の見せ方」「線の種類」「花のリアリティ」など、色々な要素が考えられるのですが、とりわけ「花のリアリティ」はいかにそのモチーフをよく見ているかというのが重要だと思います。きれいな線が引けても、花自体をよく見ていなかったらその花の絵はシンプルで面白みのないものになってしまうと思います。
自分の絵も、ワンパターンな花の絵が多く、もっともっと良く見なくてはいけないなと日々感じています。

これからのシーズンは、花を見るのが楽しい季節になってくるので、外に出てインスピレーションを得てくるのも絵の上達につながりそうで楽しみです。