ドローイングペンでの影の付け方 ~立体的なゼンタングルの描き方~

今回は、ドローイングペンでの陰影のつけ方について、チュートリアル動画を交えてご説明します。

How to shade in Doodle / Zentange (ゼンタングルやドローイングでの影の付け方)と題していますが、方法はそんなに特別な事ではありません。
しかし、ゼンタングルやドローイングをされる方で、ペン先が0.1mm位の細いドローイングペンやボールペンを使っている方が多いと思いますが、その場合 に「陰影をつける方法」が鉛筆のように力の入れ具合で濃淡をつけることが出来ないので、マーカーやドローイングペンでの陰影のつけ方をご紹介できればと思 います。

まずは下記動画をご覧ください。(説明は英語字幕のみですが、コツなどの詳細は後で日本語でブログに書きます)

では、描き方をご説明します。


まず、通常、ドローイングペンなどで陰影をつける方法として良く使うのは、
点描(てんびょう)です。

ドット(点)を沢山描いて、その密度で陰影をつける方法なのですが、ドローイングペンなどのペン先が小さいものはすぐペン先がつぶれてしまいますし、何より描くのに時間がかかります。

そこで、この方法です。

良く、漫画家さんなどが陰影をつけるのにつかわれる手法ですが、練習次第では線の密度などを調節することでものすごくきれいなグラデーションを付けることが出来ます。

では、動画内部での描き方の補足です。

IMG_6831まずは、動画内ではGrade 1と呼んでいましたが、レベル1

●約45度の角度(動画内では逆から描いていましたがどちらでもいいです)で、等間隔で平行な斜線を描きます。

 

 

 

IMG_6828次に、レベル2

●先ほどのレベル1の斜線と同様に、逆向きの角度で斜線を重ねます。

 

 

 

IMG_6829次に、レベル3

●斜めに重なり合った線に対して、垂直に線を引きます。この際も線は等間隔が好ましいです。かなり密度が濃くなりましたね。

 

 

 

IMG_6830次に、レベル4

●斜め→斜め(反対)→縦 ときて、次は横です。
見事に平行な線が、重なり合って空間が塗りつぶされました。

 

 

この方法ですが、コツは「等間隔の線にすること」「終わりをきっちりそろえる事」です。

この「終わりをきっちりそろえる事」というのは、動画内にもありましたが、正方形の下半分に影を付けたい場合、より影を濃く、暗くしたいのは正方形の一番下の部分です。
動画内でグラデーションにして正方形の中央部分からだんだん濃くなっていく影は、正方形の下の辺で最も濃くなっていなくてはいけないので、しっかり引いた影の線を行き止まりの線まできっちり書ききることがコツです。

また、動画後半の倍速でのゼンタングル動画ですが、円の中央付近から円周に向かってにょろにょろと伸びる線の拡がりは、円の中央付近で一番濃くなっていてほしいので線の密度も中央で狭くするように書いています。そうすることで奥行きも生まれます。
さらにいうと、線の重なりにも上下があり、他の線よりも上に重なっている線はレベル2かレベル3くらいまででおさえてますが、中に入り込んでいる線の陰影はレベル4以上にしています。

もし、レベル4以上の濃さにしたい場合はこのプロセスを繰り返していくと自然と濃くなっていきます。

是非、ゼンタングルやドローイングで影を付ける時に、ドローイングペンを鉛筆に持ち替えて影を付けるのではなく、ドローイングペンのまま(自分はアウトラインを引くペンよりも数段階細いもので影つけをしています)影つけをしてみて下さい。

その他Noah’s ARTのゼンタングル動画はこちら