和柄の描き方 #1 “矢絣(Yagasuri)”

今回は初めての試みで「和柄」のチュートリアルを作ってみました。

というのも、和柄のデザインの良さはもちろん、それぞれのデザインに意味もあります。
最近はやっているゼンタングルの教本などには色々なパターンが描かれていますが、由来や意味などまであるパターンやデザインはどれだけあるのでしょうか?

自分がトライバルデザインが好きなのも、それぞれの形やデザインに意味があるからです。
呪術的な物や祈りなど様々ですが、なぜだかそういうものに惹かれます。
幾何学的な模様も良いですが、絵に四季や自然、意味やリラクゼーション効果を持たせることが出来れば、もっといいのになと常々思っています。

そんな和柄のいくつかを少しずつチュートリアルなどにして、Youtubeにアップロードすることで、そんな意味も伝えられたらいいかなと思っているので、また頃合いを見て他の和柄の動画を作ってみようと思っています。

今回作成した動画は「矢絣(やがすり)」です。
まずは動画をどうぞ。

矢絣(Yagasuri)という和柄は、弓矢の矢に使われる矢羽(やばね)の形を模したものを図柄に組み込んだものです。
古くから着物の柄として使われていて、良く見かけるもようでもありますね。

Wikipediaによると、江戸時代では娘が嫁入りする時に矢絣模様の着物を持たせることで、射った矢が戻ってこないのと同じように、嫁ぎ先から戻ってこないようにとの意味を込めた縁起物とされていたそうです。

矢絣には、矢羽の形が全て同じ方向を向いているものもありますが、今回のチュートリアルでは交互に矢羽が向かい合うデザインの描き方をご説明しています。
また、スペースを塗りつぶすのではなく、斜線で黒くしているのは、矢羽の中心線が塗りつぶすと消えてしまい、見た目があまりきれいにならなかったためです。
理想としては、塗りつぶす矢羽の中心線は白で一本通っているときれいなんですが、フリーハンドでそのチュートリアルを作成するのが困難だったため今回のように斜線で表現する方法を選びました。

是非、次回以降のチュートリアル動画もご覧いただけると嬉しいです。
次の動画は、この矢絣(やがすり)を用いた絵の製作過程動画を作る予定です。
Noah’s ARTの動画チャンネルはこちらでご覧いただけますので、お見逃しなく♪
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